何切る問題 No.17

何切る問題

こんにちは。

麻雀では、「聴牌して打点がある」状況でも、 “降りる”という選択 が勝ちを左右することがあります。
本問は、東2局・西家・トップ目という立場で、混一七対子という強い手牌を聴牌している中、下家からリーチがかかった局面。
「この3索を引いた時点で、押し切るか降りるか?」
まずは、あなた自身ならどう動くか、立ち止まって考えてみましょう。

問題

状況

・東2局 西家
・前局5200を上がって31200点持ちのトップ目
・下家から10巡目に立直
・自分は前々巡に混一七対子の聴牌
・3索を引いて降りるかどうか

考えるべきポイント:判断を左右する要素

この一打を決めるためのチェックポイントを整理しましょう。

  • 打点と待ちの状況:混一七対子という役・打点を持っている一方で、聴牌しているとはいえ、他家リーチが入った状況。
  • リーチ者の情報・捨て筋・場況:10巡目という比較的遅めのリーチ、ラス目の下家からという立場、あなたとの差点数など。
  • トップ目であるという立場・失点の影響:既にトップ目ということが、リスクを取るべきか守るべきかの判断材料になります。
  • 安全牌・通っていない筋・残り枚数:3索を引いたことで、待ち牌・通り筋・無筋の有無にも注目。
  • 速さ vs 打点 vs 安全:押すなら速度・打点を重視、降りるなら安全・順位を重視。どちら優先かを見極めること。

選択肢の整理

それぞれのメリット・デメリットを読者と整理しましょう。

  1. 押す(テンパイ維持・リーチも視野)
    • メリット:高打点でのアガリ期待・トップ目で他家を突き放す価値がある。
    • デメリット:リーチ者・他家が競ってきたときの放銃リスク・順位変動の可能性。
  2. 降りる(打牌を守備寄りに切り替える)
    • メリット:トップを守るという観点から安全策を取ることで、順位維持に強く働く。
    • デメリット:せっかくの打点・聴牌を活かせない可能性。勝ちを逃すリスクも。
  3. 状況を見て様子見(テンパイ外し/手変わり待ち)
    • メリット:リスクを限定しつつ、手替わりを狙える柔軟な選択。
    • デメリット:どちらにも寄らないため“中途半端”になってしまい実質的なアクションが弱くなることも。

何切る?

ポイント

・36索がまだ立直者に通っていない。
・自分の白待ちもここまで1枚も出ていないとなると誰かに持たれている
・白切って聴牌キープもあるけど、白で放銃の場合は打点が高くなりそう(白の役がついてしまう)
・1アガリ決めているのでラスの下家に打つわけにはいかない

解説

出上がり満貫、ツモってハネ満を聴牌しているものの、立直の下家に対して無筋の3索を引いてオリ。
前巡に通している北を落としてベタオリしていくのがいいかと。

まだ序盤とはいえ放銃は避けたい。
打点はあるものの、西も北も中も持っているので、オリ切ることは簡単そう。

絶妙に対面も上家もベタオリしていないので、1や2筒よりも安全な字牌を切って降りていく。

応用:似た局面で使える実践チェックリスト

この判断を自分の実戦に活かせるよう、次のようなチェックリストを用意しました。似たような場面に出会った際に役立ててください。

  • 自分の順位・持ち点・点差は?トップ目か/追いかけか?
  • 他家リーチ・仕掛け状況は?巡目・捨て牌筋・進行度はどうか?
  • 手牌の打点・待ち・残り枚数・無筋の有無は?
  • 安全牌・現物・通らない筋は?放銃リスクはどれくらいか?
  • 優先すべきは「速さ」「打点」「安全」のどれか?
  • 自分の状況から見て、リスクを取る価値があるかどうか?

このリストを頭に入れておくと、実戦で“何切る”だけでなく“どう動くか”の判断が明確になります。

まとめ

今回の要点を整理します:

  • 聴牌・高打点であっても、順位・点差・他家状況といった局面全体を見た上で「降りる」という選択が正解になることがあります。
  • リスクを取るか守るかの判断は、「持ち点」「他家の動き」「待ち・打点」「安全度」の複数軸で行うべきです。
  • 実戦では“速さ”“打点”“安全”の三つの視点をどれ優先するかが勝敗を左右します。

さて、次にこのような局面に出会ったとき、 あなたなら何を切りますか?どう動きますか?
その理由・判断基準を、実戦または牌譜検討で整理してみてください。

読者のみなさんの選択や理由もぜひコメントでシェアしていただけると嬉しいです。

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