こんにちは。
東1局・西家という初期の局面で、あなたは辺7萬でテンパイしています。
このままリーチをかけるか、それとも一手遅らせて良形待ちに変化させるか――この“形の変化を狙うか否か”が本問のテーマです。
読者の皆さんもまず「自分ならどう打つか?何切るか?」を考えてから読み進めてください。
問題

状況
・東1局 西家 0本場
・4萬を引いて聴牌
・辺7萬待ちでそのままいくか
・辺張を外して強い待ちを作りに行くか
考えるべきポイント:判断を左右する要素
この一打を決めるために、次の視点を整理しておきましょう。
- 待ちの形と枚数:辺張待ちのままだと残り枚数・出やすさがどうか。変化させた時にはどのような待ちになるか。
- 打点・役・アガリまでの速度:リーチをかける速さと、良形を目指す遅さ/打点上昇のバランス。
- 他家の状況・場の流れ:序盤とはいえ他家の動き・リーチの可能性・場風・本場有無も視野に。
- 守備的な余地:テンパイ維持か変化狙いかによって、放銃リスク・守備牌の数・通る筋が変わる。
- 戦略的立場:東1局・西家という立ち位置から、早めに点を取りに行くか、じっくり構えるか。
選択肢の整理
それぞれのメリット・デメリットを整理しましょう。
| 選択肢 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ① 今テンパイのままリーチをかける | 即アガリに行ける/形を崩さず速さを重視できる | 辺待ちという形が弱め/残り枚数少なめ/他家に後手を取られる可能性あり |
| ② 一手待って良形変化を狙う(辺→多面待ちなど) | 待ち枚数増・打点・安定性向上の可能性あり | テンパイを維持できない可能性/他家に手が入るリスク/時間をかける分速度低下 |
| ③ 状況を見てテンパイ維持+様子見/手替わり狙い | 柔軟に対応可能/無理をしない戦略 | はっきりした動きにならない可能性/他家に先手を取られやすい |
何切る?

ポイント
・中盤に入ったところとはいえ筒子の形がいいので良い形になりそう
・両面以上の待ちになるのは「2457筒」
・2筒はフリテンながら三面張
・「36筒」はシャンポン待ちになるけどもう1手で更に両面に変わる
・8筒はもう1手で両面を作れる
・切るのが9萬ではなく8萬なのは端っこ残した方が当たりにくいから
解説
辺7萬で聴牌したものの、筋引っ掛けにもなっていないので出ることはなさそう。
ポイントにも書いたけど、ピンズが連続系+対子で強い形が作りやすそうなので、辺張を払っていきたいところ。
他家も副露や立直がきていないので強い待ちを作るなら今のうち。
最終形は258のノベ単で闇テン。

自分の捨て牌にピンズが9しか出ていないので、立直かけると他家からは出てこなさそう。
結果は対面から8筒が出て5200のアガリ。
最終の着順は2着でフィニッシュでした。
似た局面で使える実践チェックリスト
以下のチェックリストを頭に入れておきましょう。
- 自手のテンパイ形・向聴数・待ちの種類は?
- 待ちの枚数・残り枚数・出やすさ(辺・嵌・両面)を把握できているか?
- 変化を狙った場合、どのような待ちに変わるか?その待ちの有利さは?
- 他家の進行状況・リーチ可能性・捨て牌筋・場風・本場はどうか?
- 自分の立ち位置(点差・順位・親・子・場数)はどのような意味を持つか?
- 「速さ」「打点」「安全」のどれを優先すべきか?
まとめ
今回の要点を整理します:
- 辺待ちのテンパイでも、良形変化の余地があるなら「一手待つ」の判断が有力になることがあります。
- 押し/待ち変化を判断する際には「待ち形・枚数」「速度」「打点」「他家状況」「自分の立ち位置」をバランス良く見ることが鍵。
- 実戦では“速さ”“打点”“安全”をどれ優先するかを意識し、自分の判断軸を言語化しておくと、結果がブレにくくなります。
さて、次にこのような局面に出会ったとき、 あなたならどう切りますか?どう動きますか?
ぜひ実戦・牌譜検討でこの問いを使い、自分の答え・理由もメモしておいてください。
コメントやSNSであなたの判断も聞かせてもらえると嬉しいです。



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