何切る問題 No.15

何切る問題

こんにちは。

麻雀では、親番で2着目という立場が「攻めるべきか守るべきか」の境界線になることがあります。
本問は、南1局・親番・トップ目という状況で、2着目の上家がリーチをかけてきた一発目の場面。


この状況で、 “押すべきか”“打点を伸ばすべきか” をどう判断するかが問われています。
まずは、あなた自身ならどう動くかを思考してみましょう。

問題

状況

  • 南1局・親番、あなたはトップ目。2着の上家とは約8,100点リード。
  • 上家からリーチ一発目。
  • あなたは安めの3筒を引いて聴牌。
  • 選択肢:① 1筒を切って「東単騎」でリーチ/② 東を切って「14筒待ち(平和付け)」で手を伸ばす。
  • 安全牌として「2萬・9筒」が残っている。

この局面、まずあなたは「何を切る/どう動くか?」を考えてください。

考えるべきポイント:判断を左右する要素

この局面で“どちらを選ぶか”を決定づける以下の視点を整理しましょう。

  • 打点&待ちの構成:単騎待ち(東)と14筒待ち(平和付き)では、待ち・打点・実現可能性が異なる。東待ちの場合は
  • 速度 vs 打点 vs 安全性のバランス:親番・リード状態・2着目という立場なら、「失点回避」と「順位維持」も考慮に入れるべきです。
  • 上家リーチ・追っかけリーチの影響:上家がリーチ一発目をかけたという状況は、放銃リスク・手詰まり・追いつかれのシナリオも想定。
  • 安全牌の有無・捨て牌筋・場の流れ:2萬・9筒という現物があるのは優位な情報。守備面での余力があります。
  • 親番の重みと点差の意味:親としてリードしている2着目。トップを狙うのか、まずは順位を守るのか…。

何切る?

ポイント

・現物は2萬と9筒
・2着目からの立直だけどこちらも聴牌なので1牌押す価値あり
・点差があるわけではないのでまだまだ突き放していきたい
・東は自分の自風なのでなかなか切ってくれない
・逆に上家にはオタ風なので当たっても高くなりずらい
・ここは東切って平和をつけてさらに得点を積み重ねる時

解説

南1局でトップ目。

2着目からリーチが来た一発目に自分も聴牌。
押しますか?押しませんか?というような問題。

現物もあるし、字牌もあるので降りることはできそうですが、
巡目も早いのでそれなら追いかけて点数を重ねた方が半荘トータルのトップ率は上がると思います。

点数を重ねるなら役を重ねる必要があるので平和をつけて立直をして裏ドラも乗っけちゃいましょう。
東ならほとんど当たらないでしょうし、当たってもそんなに高くなりづらいでしょうしね。

イケイケどんどんです。

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